電子ブック時空のさざなみ 重力波天文学の夜明け無料ダウンロード
時空のさざなみ 重力波天文学の夜明け
2020-05-18T09:58:14Z, 本, Schilling Govert
時空のさざなみ 重力波天文学の夜明け は Schilling Govert によって作成されました 各コピー3300で販売されました. Le livre publié par manufacturer. Il contient 416ページ pages et classé dans le genre genre. Ce livre a une bonne réponse du lecteur, il a la cote 4.9 des lecteurs 4. Inscrivez-vous maintenant pour accéder à des milliers de livres disponibles pour téléchargement gratuit. L'inscription était gratuite.
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電子ブック時空のさざなみ 重力波天文学の夜明け無料ダウンロード - 内容紹介 重力波の検出は,アインシュタインがほぼ100年前にその存在を予言していたが,宇宙を形作る激動の出来事と,一般相対性理論の裏づけを提供した(2017年ノーベル物理学賞).この大発見は,何十年にもわたる冒険的な研究と,世界最大級の科学プロジェクトの継続をおびやかした多くの個人的・学術的な争いがあった.著者は,その功績を称えられて惑星の名前にもなった天文学専門のオランダ人科学ライター,ホファート・シリング.宇宙の構造や起源を解明するため,「重力波天文学」の時代を切り拓く国際的な努力とその意義を魅力的に語る.LIGO検出器の驚くべき精度はじめ,2019年から本格稼働する日本のKAGRA検出器にも言及.研究者や機器の写真が見ごたえある. 出版社からのコメント 何十年にもわたる巨額の資金を使った世界的研究は,終わりが見えないかもしれないという不安.改良したLIGOで最初の重力波シグナルをとらえたときは,最初,誰かがコンピューターを更新して,誤作動したのではないかと疑った.はやる気持ちを抑え,研究者のメーリングリストで確認し,正にシグナルを捉えたと確信するくだりは感動です. 内容(「BOOK」データベースより) 重力波―アインシュタインが100年前に存在を予言していたそれが、ついに検出され、一般相対性理論に裏づけを与えた(2017年ノーベル物理学賞)。この大発見に至るまでには、何十年にもわたる冒険的な研究と、巨大科学プロジェクトをおびやかした多くの諍いもあった。天文学専門の科学ライターである著者は、世界を飛び回って取材し、「重力波天文学」黎明期の国際的努力とその科学的内容をわかりやすく魅力的に語る。LIGO、日本のKAGRA、南極のBICEP…世界中の観測機器の写真も見ごたえ十分。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) シリング,ホヴァート オランダを拠点として活動する、天文学が専門のジャーナリスト・作家。『ニュー・サイエンティスト』『サイエンス』や『BBCスカイ・アット・ナイト』といった多数の新聞雑誌に寄稿しており、『スカイ&テレスコープ』の補助編集員も務めている 斉藤/隆央 翻訳家。1967年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)時空のさざなみ 重力波天文学の夜明けを読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
副題は、「重力波天文学の夜明け」。この本は、宇宙の重力波という「波」の存在を実証した科学者たちのお話しです。表紙にも裏表紙にも「さざなみ」が描かれた写真、そして内表紙にも「さざなみ」の写真。目次にまで「さざなみ」の干渉イメージが描かれています。「帯」には、「微かな時空のさえずり(チャープ)」という文字。そして、「これは真正な重力波シグナルの『チャープ』と呼ばれる特徴だ」(224頁)「コンピュータの画面に現れた波打つ線――GW150914のいわゆる『チャープ』――が、実のところ唯一得られている証拠なのだ。周波数と振幅が一気に増大し、あとは沈黙。何がこの小さなさざなみを起こしたのだろう?」(247頁)チャープ(さえずり)もリップル(さざなみ)も、同じもののようです。「さえずり」は音の波のようなもの、「さざなみ」は光の波のようなもの。この本の冒頭のエピグラムを引用します。「かすかなさえずり(チャープ)で、アインシュタインの正しさを証明時空のさざなみ10億光年先のブラックホール衝突のエコー(本書第11章より)」これは、『ニューヨーク・タイムズ』紙の「見出し」(243頁)です。詩的で美しい、すてきな見出しです。「さえずり(チャープ)」も「エコー」も、鳥のさえずりや、やまびこのような音の波。二つのブラックホールが衝突・合体して、一つのブラックホールになるとき、「そのブラックホールは激しく暴れて『鳴り響き』、さらに波を生み出して」(vii頁)、やがて落ち着く。ブラックホールの「鳴り響き」なんて、宇宙の音楽みたいです。文学的で音楽的な表現です。この本は、ノーベル賞クラスの最先端科学のお話しを、読者に分かりやすく、ワクワクする語り口で書いています。ノンフィクションなんですが、科学者たちの人間的な物語の風情を読者に感じさせます。表紙の写真も、いいです。何か、生き物が水面から顔を出して、まわりに<さざ波>が広がっていくような写真です。二つの目玉みたいなものが、ちょっと怖いですが。本文249頁のシミュレーション画像は、もっと不気味です。二つの底なしの目玉のようなブラックホールが、生き物のように読者を見つめているような気がします。二つのブラックホールが一瞬で衝突・合体すると、より大きな一つ目小僧になるというのですから、ますますコワい。このときに生じた重力波シグナル(GW150914)を最初につかまえるまでの研究の物語です。太陽の質量の36倍のブラックホールと、29倍のブラックホールとが一瞬のうちに合体して、太陽質量の約62倍もある大質量のブラックホールになったというのです。「残りの太陽三個ぶんの質量がエネルギーに変換され、アインシュタイン波の巨大なバーストとして放出された」(248頁)その信号をとうとう「つかまえた!」「およそ0.2秒のあいだ、高感度の検出器は、陽子(水素の原子核)の直径の一万分の一しかない時空のさざなみを測定した」(134頁)こんな短時間の、ごくごく小さな波ですから、つかまえるのに一世紀もかかってしまったのです。すごい執念です。1915年、アインシュタインが重力波を予言2016年、その重力波を検出この「一世紀以上に及ぶすばらしい話」(vi頁)が、本書のテーマです。224頁の二つのグラフは、予測とピッタリ一致。二か所で観測された波形が、理論計算で予測した波形にぴったり重なっています。著者は、ジャーナリストで作家。この歴史的な科学的大発見を、まるで物語のように生き生きと人間臭く描いています。科学者同士の議論も、目に見えるように描かれているのですが、想像した部分については「この会話は全部私のでっちあげだ」(51頁)とはっきりと明示してあります。この本は、サイエンス・フィクションではなく、あくまでもノンフィクション作品なのです。科学史の本です。この「時空のさざなみ」の大発見に関わった人たちは熱意のあまりか、とても人間臭い科学者が多いように思います。第4章の「波の話と酒場のけんか」という見出しどおりの人たちです。科学者も人間。議論が高じると、感情的になり、ケンカにもなります。そういう科学者たちをまとめて、発見に結び付けていくのも、また人間です。この本は、科学者たちをはじめ人間って素晴らしいと感じさせてくれます。感動しました。

によって Schilling Govert
5つ星のうち (4 人の読者)
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